お知らせ

GRANFORTIS OKINAWAからのお知らせです。

2024.3.28

感謝の言葉を胸に。ジュニアユース9期生の卒団式が行われました

先日、グランフォルティス沖縄ジュニアユース第9期生の

卒団式が取り行われました。

 

「ありがとう⇆当たり前」

前保護者会長の當山さんのこの言葉で締め括られた卒団式。

最後の集いの中に、数多くのドラマがありました。

 

振り返れば9期生が入団した3年前。

まだ、県リーグでは3部。クラブユースでも結果が出ていない中で我々の活動に賛同し、

力強い仲間とともに入団してきてくれました。

島尻地区の各チームの10番が集まったこともあり、それぞれが

自信に溢れはじめは自分中心的なプレーばかり。

 

試合が始まれば本気の喧嘩と意見のぶつかり合い。

本当に大丈夫かな?と感じたことを思い出します。

しかし、試合が終了すると仲の良い集団にすぐ戻ります。

これが不思議でした。さっきまでの言い争いは何だったの?と思うほど、

オンとオフがはっきりしていました。

それだけ本気でサッカーに取り組んでくれていたんだね、と今では感じています。

 

そんな日常を過ごしながら彼らは、「親友」から「戦友」に進化していきました。

好きなことやっているんだから頑張るのは当たり前?

いやいや、この年代はたくさんの誘惑があり、本気の本気で取り組むことが難しいと

私は知っています。

 

彼らが2年生でクラブ史上初のクラブユースベスト4、翌年には3位を勝ち取り、

九州デベロップ大会では沖縄県勢初の優勝を勝ち取りました。

そして、県リーグ3部からなかなか昇格できないチームを着実にリーグ昇格を勝ち取り、

県1部リーグへと導いてくれました。ありがとう。

 

卒団式での選手や保護者、コーチ陣のスピーチには、たくさんのありがとうが詰まっており

心を打たれ、涙なしでは聞くことはできませんでした。

彼らがそれだけの想いを持って3年間学び、過ごしてくれたことを聞けて

嬉しく思いましたし、私としても、とある選手に後悔と彼が続けてきた

「継続の素晴らしさ」を全員に伝えることができてよかったと思っています。

 

また、3年生最後のクラブユースを前に野球をする、と宣言した選手が

「辞めたくてよかった。続けてよかった。ありがとございます」と握手を求めてきたときには、

彼の成長に携わることができて本当に良かったと心から思いました。ありがとう。

 

旅立つ先輩たちのために余興で盛り上げてくれた在団生。

素晴らしい会にしようと毎日動き、考えてくれた保護者会の皆様。

そして、その活動を理解しサポートしてくれた在団生保護者の皆様。

時には厳しく、時には優しく活動をサポートし続けてくれた卒団生保護者の皆様。

新たな歴史を作り、闘う姿勢で【NO TIME FOOTBALL】を体現してくれた卒団生。

すべての皆様のおかげで開催できたと思っております。

感謝しかありません。ありがとうございます。

卒団式で感じた想いは、きっとクラブで受け継がれていくでしょう。

 

それぞれに与えられた人生のミッションに立ち向かい、

成長していくことをグランフォルティス沖縄スタッフ一同応援しております。

 

改めまして3年生並びに、保護者の皆様、この度はご卒団おめでとうございます。

3年間ありがとうございました。

 

グランフォルティス沖縄JY 監督

池田 龍哉