サッカースクールのとかしきサマーキャンプを開催しました!
夏休みがはじまった直後の7月22日 ~23日、
グランフォルティス沖縄サッカースクールでは
とかしきサマーキャンプを開催しました!
昨年は台風で中止になったこともあり、クラブとしては
久しぶりの渡嘉敷島でのキャンプとなりました!
グランフォルティス沖縄サッカースクールの
サマーキャンプは、ただ宿泊をするのではなく、
団体行動を通じて自主自律へ目を向けるきっかけに
なることを目的としています。
今回はグランフォルティス沖縄ジュニアの低学年チームと
一緒に活動をすることで、新しい友達を作り、さらに
そこから様々な課題を解決するためのプログラムを行いました。
特に集団での課題解決能力を向上させるグループワークには
時間をかけ、様々な種類の活動を行いました。
チームメイトの名前を覚えるゲームからはじまり、ボールを使用して
コミュニケーションを深める、手を繋いで協力して動く…などなど。
グループワークが終わると、初対面の子どもたちも少しの活動でしっかり名前を覚え、
仲良くなっているのは本当に感心しました!
一部の選手が目隠しをして、他のチームメイトが誘導する【ブラインドウォーク】では
お互いの信頼関係を深めることはもちろん、サッカーへの応用にもつながります。
目隠しをした選手は「情報がない」状態です。サッカーの状況で例えると
「ボールを保持している」状態ですね。
ボールを持つとどうしても視野が狭まり、新鮮な情報が減っていきます。
そこに周りから情報を与え、サポートの「声」があると安心感は自然と高まりボール保持者は
自信を持って自分のプレーを選ぶことが可能になります。
振り返りの時間では選手たちが「目隠しをしているときは怖かった」
「声の大切さがわかった」「サッカーのときと似ていた」
「試合中のコーチングが大切!」といった声が
出てきたのは一定の成果といえるでしょう。
午後には選手たちが待ち望んでいたサッカー大会も開催!
各チームに分かれて思う存分サッカーを楽しみました。
ここでもジュニアチームとスクール生をミックスしたチームを
構成しているので、お互い普段とは異なる環境下での
サッカーとなり刺激も多かったと思います。
次の日は海洋研修も行なっています。ここでも海遊びというより
大型カヌーやスーパーフロートを使用して、海の中の
生物を観察するなど多様な経験ができました。
それにしても海の透明度は沖縄本島には見れない美しさでした!
フェリーでの移動にはじまり、集団での就寝、食事、お風呂など
普段の生活では体験できないことをギュッと詰め込んだ今回のサマーキャンプ。
自律し、主体性を持ったサッカー選手というのは、サッカーだけでは身につきません。
子どもたちに別角度の環境を与え、力をあわせることの大切さを自然の中で知り、
「生きる力」を育むことで生まれるものです。
私たちはこれからもこのような活動を大切にしていきたいと思います。
保護者の皆様のサポートにより無事に終了することができました。
改めまして感謝申し上げます。ありがとうございました!